半年で英語を話せるようになるにはどんな風に勉強したらいいんだろう?
この記事は、こんなお悩みを持った人におすすめの内容です。
英語を話せるようにはなりたいけど、自分には才能がないから無理だとあきらめてないですか?
この記事では半年の独学で海外移住できる英語力を身につけた私が「英語力ゼロでも半年の独学で英語が話せるようになる勉強方法」を解説していきます。
この記事を読むことで、半年後には日常生活で使うレベルの英語であればスラスラと伝えられるようになっているはずです。
私が実際に経験して効果的だった勉強方法を紹介しているので、ぜひ真似してみてくださいね!
英語力ゼロでも半年の独学で英語は話せるようになる
英語力ゼロでも、半年あれば独学で日常会話レベルの英語を話すことができるようになります。
様々な研究によって、日本人が「日常会話レベル」の英語力を身につけるには約1000時間の勉強が必要という結果が出ています。
この5時間には通勤中にリスニング音源を聞く、などの時間も含まれるため、決して不可能な数字ではないでしょう。
半年で1000時間だとすると、1日あたり約5時間勉強すれば達成できるという計算です。
実際私は、社会人になってから半年間独学で英語を勉強し、海外生活に困らないレベルの英語力を身につけました。
その半年以降は特にガッツリ勉強した期間はありませんが、こうして今海外で不自由なく生活できています。
ちなみに、独学開始当初の私の英語力は中学校卒業レベルでした。
今英語力ゼロのあなたも、きっと半年後には話せるようになります!
半年の独学で英語を話せるようになるための6つの勉強方法
先ほど、半年で英語は話せるようになると言いましたが、適当にやっていても意味はありません。
ここでは、半年の独学で「話せる」英語を身につけるための勉強方法を紹介します。
必ずしもすべてを実践する必要はありませんが、インプットだけでなくアウトプットも必要だということは覚えておいてください。
【半年で英語を話せるようになるための6つの勉強方法】
参考書
まずは参考書を使ってひたすら基礎を固めましょう。
「話す」ための英語であっても、参考書での勉強は不可欠です。
基礎の基礎がわかっていなければ、文章を正しく作ることはできません。
この基礎というのは中学で習うレベルの英語で構いません。使う参考書も特にこだわる必要はないので、中学生のときの教科書やワークがあればそれでOKです。
ただ、参考書のレベルが難しすぎたり、逆に簡単すぎたりしても、モチベーションが継続できなくなります。
自分の現在の英語レベルに合った教材を選ぶことが大切です。
半年間の中で最低5周できると、抜け漏れなく内容が身につくでしょう。
大事なポイントは参考書に直接書き込むことで、2周目3周目の理解がぐっと早くなります。
YouTube
いわずもがな、YouTubeは英語学習における最高の教科書です。
YouTube使ったことない人なんていませんよね。それくらい手軽に使えるツールなのに、超有料級のチャンネルがゴロゴロあります。
なんといっても、YouTubeはジャンルが多彩です。
文法をわかりやすく解説している動画でもOK。自分が好きなことを発信しているネイティブスピーカーの動画でもOK。
自分が好きなものについて知れるかつ、英語の勉強ができる、最高ですね。
私のおすすめは英語学習の過程をリアルタイムで発信している方のチャンネルです。とても参考になりますし、励みになります。
英語聞き流し
社会人のように忙しい人が半年で英語を身につけたいなら、英語聞き流しを利用しない手はありません。
聞き流しのメリットは、なんといっても「超効率的」という点です。忙しい社会人でも、通勤中やお昼休み中に手軽に取り入れられます。
また、何を聞くか、どんなツールを使うかは、あまり気にしなくてOKです。
とにかく英語に触れている時間を少しでも増やすことが目的なので、「勉強の時間」と重くとらえる必要はありません。
どんなコンテンツがおすすめなんだろう?
そんな人には、ネイティブスピーカーが一つのトピックについて話しているコンテンツがおすすめです。好きなことなら、趣味感覚で楽しみながら継続できそうじゃないですか?
動画配信サービス
前述したYouTubeとつながる部分はありますが、動画配信サービスも有効的です。
YouTubeは短い動画でパパっと学ぶ、みたいなイメージですが、動画配信サイトでは映画やドラマで英語を学べます。
映画が好きな人からしたら、趣味感覚でOKですが、その趣味をさらに効率的なものにしたいという人は、以下の手順で映画を見てみましょう。
- 映画を見ながら辞書を使って単語を調べセリフの意味を理解する
- 聞き取れるようになるまで何度も見る
- 一言一句アテレコできるくらいまで発話を繰り返す
映画1本を字幕なしの英語で全部聞き取れるようになったら、それだけでかなり英語力は上がってます。
スマホアプリ
仕事や家庭で忙しい人が効率良く英語の勉強をするためには、スマホアプリを活用しましょう。
スマホアプリは忙しい日常の中でも、スマホさえあればほんの数分のスキマ時間で英語を学べる、忙しい社会人にぴったりのツールです。
その種類は、本格的な英語レッスンを受けられるスタディサプリや、ゲーム感覚で英語を楽しく学べるDuolingoなど様々です。
スキマ時間に手軽に使えるのであれば、どんなアプリでも英語力アップに役立ちます。
まずは、無料で使えるアプリをいろいろ試してみて、自分にぴったりなものを見つけていくのがおすすめです。
私は勉強のモチベが上がらないときによく、Google翻訳の音声機能を使って自分の発音がちゃんと認識されるか遊んでました。
コミュニティへの参加
コミュニティへの参加も半年で英語を話せるようになるために有効的です。
独学だと、どうしても知識ばかりが身について、「話す」という機会が不足します。
そこで、英会話カフェやSNSのコミュニティで直接会って話す、という経験がものすごく重要です。
話すことに抵抗がなくなると、英語は一気に伸びます。これは海外移住した私が断言します。
話すことが怖くなくなるので、積極的にコミュニケーションが取れますし、人って話しかけられるとうれしいので相手もたくさん喋ってくれるんです。
ポイントは、一人で行くことです。友達と一緒に行くと、結局そこで会話してしまいます。それに、知ってる人がいると英語話すの恥ずかしくなりません?
【番外編】オンライン英会話
最後は、「オンライン英会話」です。
独学で勉強したいという人にはあまり向いていないかもしれないので【番外編】にしていますが、話せる英語を身につけたいなら、オンライン英会話はとても優秀です。
アプリや動画など便利なツールはたくさんありますが、それらは結局自己完結で終わってしまいます。
一方でオンライン英会話は、アウトプットにもなるかつ・講師からフィードバックを受けられます。
独学だったら一生気付かなかった間違いを修正するチャンスをもらえるんです。
無料のトライアル期間があるサービスも多いので、どうしても一人じゃ解決できない問題にぶち当たったときに試しに利用してみる、なんてのもおすすめです。
英語を話せるようになるまでに必要な勉強時間
英語力ゼロから英語を話せるようになるまでには、約1000時間必要です。
【習得までに必要な学習時間】
約3000時間(中高での学習も含む)
→ビジネス通用レベル:約2200時間
→→日常会話レベル:約1000時間
ここから逆算すると、半年で英語を習得する場合、1日あたり約5時間の勉強が必要だとわかります。
仕事があるのにそんなに時間は取れません...
心配しないでください。この5時間には通勤中の英語聞き流しや、趣味の海外映画鑑賞の時間も含まれます。
このように、参考書を開いて机に向かう時間以外も1000時間の中に含まれるとわかると、毎日5時間でも何とかやれそうな気がしてきますよね。
さらに、休みの日を有効活用できれば、仕事のある日に毎日5時間勉強する必要はありません。
だからといって、1000時間ひたすら聞き流し英語だけをやっても効果は出ません。
毎日30分でも参考書を開いて勉強する習慣をつけることが大切です。
半年で効率良く英語を話せるようになるための3つのコツ
ここまでで、半年間の独学で英語は話せるようになるとお伝えしてきました。
しかし、実際に半年で英語を身につけるとなると、効率の良さが必須となります。
ここでは、社会人のような忙しい人でも半年で英語を話せるようになるための3つのコツを解説します。
【半年で効率良く英語を話せるようになるための3つのコツ】
毎日勉強する習慣をつける
半年間、毎日英語を勉強しましょう。
正直、半年で英語を話せるようになるためにはそれなりの努力が必要です。
習慣化できなければサボるのは簡単なので、おそらく挫折します。
毎日5時間やれと言っているわけではありません。1時間でも30分でもいいので、英語を勉強する時間を生活の中に組み込んでください。
ただ、できれば毎日参考書や単語帳を開く時間があったほうが効率は上がります。
初めはしんどいと思う日があるかもしれませんが、案外すぐに慣れます。
スキマ時間を有効活用する
英語を最短で習得するために重要なことは、「いかに生活の中に英語を取り入れられるか」です。
社会人が家に帰ってからまとまった勉強時間をとるのはなかなか難しいですよね。
だからこそ、忙しい人にとってスキマ時間が超超超重要なんです。
そんなこと言っても、1日あたり5時間はやっぱり私には無理だ...
そんなことありません。
社会人には、案外何かしてそうで何もしていない時間がたくさんあるんです。以下はほんの一例です。
通勤往復1時間+ランチタイム30分+お風呂30分=2時間
→週5日で10時間
→→4週で40時間
この時間を英語の勉強にあてることで、かなりの勉強時間を稼げます。
「話せるようになる」ことに集中する
半年で英語を話したいなら、「話せるようになる」ことだけに集中する必要があります。
半年で話せるようになる英語は、日常会話レベルです。
日常会話レベルであれば、中学校の内容を完璧に理解していれば、話すことができます。
だからこそ、難しい内容を理解できるようになろうとしてはいけません。それは、日常会話では必要のない知識です。
独学で英語を勉強していると、どうしてもインプットが中心になってしまいます。
しかし、知識だけ増えても英語を「話せる」ようにはなりません。
基礎が身についたらアウトプット、つまり話す機会をたくさん作りましょう。
半年で英語を話せるようになるための3つの注意点
ここでは、半年で英語を話せるようになるために覚えておいてほしい3つの注意点を解説します。
英語を学ぶ上での心構えみたいな感じなので、頭の片隅にとどめておきましょう。
【半年で英語を話せるようになるための3つの注意点】
半年では日常会話レベルが限界
半年間で身につけられる英語は、日常会話レベルが限界です。
前述した通り、日常会話を身につけるためには、1日あたり5時間の勉強が必要です。
しかし、ビジネスレベルの英語を習得する場合、総勉強時間は約2000時間必要になり、1日あたり10時間という計算になります。
さすがに、社会人が1日に10時間の勉強時間を毎日捻出するのは現実的とはいえません。
無理して生活が崩れてしまっては、英語の勉強どころではなくなってしまうでしょう。
まずは、不自由なく海外旅行が楽しめる日常会話レベルを達成してから、仕事でも生かせるレベルを習得していきましょう。
ほとんどの日本人は日常会話も厳しいので、それを半年で身につけるだけでもすごいことです!
リスニング・スピーキングだけ勉強しても英語を話せるようにはならない
話せればいいので文法はやりません!
英語の勉強を始めたばかりの人に多い思考ですが、リスニングやスピーキングだけ勉強していても日常会話はできるようになりません。
私が英語講師をしていたときにも、英会話を習っている生徒が「伝わればいいじゃん」と言っている姿をよく見かけました。
しかし、基礎ができていない人の英語力は伸びません。
それは、英語は日本語と違って、語順が変わると意味まで変わる文型があるからです。
それをきちんと理解せずに、知っている単語を並べて話しているだけでは何も伝わりません。会話できているとしたらそれは、相手が読み取ってくれているだけ。
大学受験レベルの難しい内容は必要ありません。日常会話レベルであれば、中学英語の基礎がしっかりできていればだれでも話せるようになります。
アウトプットも必要
先ほど、「文法」の勉強も大切だよということはお伝えましたが、もちろんアウトプットも必要です。
参考書の内容が完璧でも、いざ人と会話するとなるとパッと英語は出てきません。
これは、中高で英語の成績が良くても別に話せるわけではない、という日本の教育がよく証明しています。
文法を学ぶと、文章の型が頭に入っているので、会話するときにはそこに当てはめて単語を組み合わせていきます。でも、それって完全に日本語で考えちゃってるんです。だからスムーズな会話になりません。
だからこそ、英語を話す機会を増やして「英語を英語で」考えられるようになるのが、話せるようになるために一番手っ取り早いんです。いわゆる「英語脳」ですね。
文法が嫌な人もいれば、英語を話すのに抵抗がある人もいます。
でもね、もったいないんです。せっかく努力して基礎を身につけたのに。1回話せちゃえばあなたの英語力は爆上がりします!
海外で暮らしていると、ほぼほぼアウトプット状態なので英語力爆上がり中です!
半年間で英語を話せるようになりたい人によくある質問
ここでは、半年間で英語を話せるようになりたい人によくある質問に答えていきます。
英語は何ヶ月で話せるようになりますか?
毎日3時間勉強すると仮定すると、
日常会話レベルなら約1年、ビジネスレベルなら約2年かかります。
これは、それぞれのレベルの習得に必要な勉強時間が、日常会話レベルは約1000時間、ビジネスレベルは約2000時間と言われているためです。
そのため、毎日の勉強時間を増やせればもっと短い期間で習得できますし、勉強時間が少なければその分時間はかかります。
英語は半年でどれくらい話せるようになりますか?
半年で身につけられる英語力は、日常会話レベルが限界です。
これは、日常会話レベルの英語力の習得にかかる勉強時間1000時間には、半年毎日5時間やってギリギリ到達できるためです。
もちろん、毎日の勉強時間をもっと取れるという人は高いレベルを目指せますが、社会人が毎日5時間勉強するのって結構大変なことですよね。
英語を半年で話せるようになるためにやってはいけない勉強方法は?
「文法は勉強しない」という勉強方法はおすすめできません。
とにかく話せるようになりたい一心で、スピーキングやリスニングだけに集中する人がいますが、大抵そういう人は同じフレーズでしか会話できなくなります。
スムーズな会話をするためには、英語は文の構成が日本語よりも重要であるということをしっかり理解する必要があります。
もしかすると日常会話レベルであれば、文法がわからなくても通用するかもしれません。
しかし、それ以上のレベルを目指そうとした際に、また1からの学び直しが必要になる可能性があるので、今のうちからしっかり基礎から身につけましょう。
バランス良く勉強して半年で英語を話せるようになろう
この記事では、半年間の独学で英語を話せるようになる勉強方法について解説してきました。
少し長くなってしまったので、最後に復習しておきましょう。
【この記事のまとめ】
- 英語力ゼロでも半年で話せるようになる
- インプットとアウトプットのバランスの取れた勉強が大切
- 日常会話レベルの英語力の習得に必要な勉強時間は約1000時間
- スピーキングの勉強だけでなく文法の勉強も必要
- 社会人の英語学習はスキマ時間を有効活用しよう
半年で英語を話せるようになるには、それなりに努力をしなければなりません。
そのためには、スキマ時間を有効活用しつつ、毎日30分でも机に向かう習慣をつけることが大切です。
今の英語力は関係ありません。継続さえできればだれでも英語は話せるようになります。
私も、もっともっとかっこよく英語を話せるように、日々奮闘中です。一緒にがんばりましょう。
では、ここまで読んでくださってありがとうございました。
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